Big CartelとSellfyは、どちらもオンラインで商品を販売するためのサービスですが、向いている売り方が違います。少ない商品数で自分のストアを始めるならBig Cartel、デジタル商品や定期販売、プリントオンデマンドなどをまとめて扱うならSellfyが候補になります。
月額を見比べる前に、無料で始められる範囲、扱う商品の種類、既存サイトを使うかどうか。この3つを順に比べると選びやすくなります。
少数の商品を掲載して小さく始めたいなら、無料の入口があるBig Cartelが合います。商品の種類を広げたい場合や、既存サイトへ販売機能を追加したい場合は、Sellfyのほうが販売方法を組み立てやすい候補です。
Big Cartel
こんな人に
小規模な商品カタログから始めたい
Sellfy
こんな人に
デジタル商品や定期販売など、複数の商品形態を扱いたい
最初に確認したいのは、何をどこで売るかです。Big Cartelは、ホスティング(サイトを動かすサーバー環境)込みのオンラインストアを作り、商品数の上限を見ながら小規模に販売を始める使い方に向きます。テーマやデザイン編集でストアの外観も変更できます。
Sellfyは、独自のストアを作る方法に加えて、すでに運営しているサイトへ販売機能を埋め込む方法も用意しています。デジタル商品、定期販売、プリントオンデマンド、物理商品をまとめて扱いたい場合に比較しやすいサービスです。
| 比較する点 | Big Cartel | Sellfy |
|---|---|---|
| 主な始め方 | ホスティング込みのオンラインストアを作る | 独自ストアを作る、または既存サイトへ販売機能を埋め込む |
| 商品の考え方 | 小規模な商品カタログから始め、商品数や必要機能に応じてプランを確認する | デジタル商品、定期販売、プリントオンデマンド、物理商品をまとめて検討できる |
| 無料で試す範囲 | Goldは無料で、物理商品を最大5件掲載できる | 14日間の無料トライアルで設定できるが、販売開始には有料プランが必要 |
| プラン選びの要点 | 商品数、デジタル販売、在庫・出荷など、必要な範囲を確認する | アップセルやメールマーケティングが必要なら上位プランも確認する |
選びやすいのは、まず少数の商品で自分のストアを立ち上げたい場合です。Goldプランは月額無料で、最大5件の物理商品を掲載できます。販売する商品がまだ少なく、最初から大きな商品構成を必要としないなら、ここが入口になります。
ただし、無料で始められるという理由だけで決めるのは避けたいところです。掲載する商品が増える予定なら、商品数の上限と有料プランを確認する必要があります。デジタル販売、在庫や出荷、購入されずに放置されたカート(放棄されたカート)への対応などが必要な場合も、その機能がどのプランに含まれるかを確かめてから選びましょう。
ストアの外観は、テーマとデザイン編集で調整できます。販売チャネル、商品調達、配送、マーケティングに関するアプリや連携も用意されているので、必要な運用を後から足せるかを個別に確認しておくとよいでしょう。
Sellfyは、扱う商品の形態が一つに限られない場合に候補になります。デジタル商品と物理商品を並行して扱う、定期販売を取り入れる、プリントオンデマンドを利用する、といった販売計画を一つのサービスで検討できます。
販売する場所の選択肢にも違いがあります。新しく独自ストアを作る方法に加えて、既存サイトへ販売機能を埋め込めます。すでに情報発信をしているサイトがあり、そこから商品を売りたい場合は、この点が判断材料になります。
デジタル商品の販売でアップセルやメールマーケティングも使いたいなら、上位プランを確認してください。商品を登録できるかどうかだけでなく、販売後の案内までどこで行いたいかを決めておくと、必要なプランを絞りやすくなります。
料金を比べるときは、プランの月額、サービス側の取引手数料、決済事業者へ支払う処理手数料を分けます。Big Cartelには無料のGoldプランがありますが、下の表では両サービスの有料プランの入口と、販売時に関係する費用をそろえて示します。
| 費用項目 | Big Cartel | Sellfy |
|---|---|---|
| 本体・基本プラン | Platinum 月額$15 | Starter 月額$39〈月払い〉 / $29〈年払いの月額換算〉 |
| プラットフォーム取引手数料 | プラットフォーム側は徴収しない | プラットフォーム側は徴収しない |
| 決済処理手数料 | 利用する決済事業者の手数料が別途かかる | 利用する決済事業者の手数料が別途かかる |
注意
Big Cartelの金額は2026年7月18日に確認したUS向け公式表示を参考にし、Sellfyの金額は2026年7月21日に確認した公式のグローバル向け表示を参考にしています。料金と条件は市場、通貨、支払い周期、契約条件で変わるため、異なる市場の金額を直接の安さ比較に使わず、公開直前に公式ページで確認してください。
表の月額だけを見ればBig CartelのPlatinumが低く見えますが、この2つは販売方法と扱える商品の考え方が異なります。自分に必要な商品数や商品形態を満たすプラン同士で比べることが大切です。また、どちらもプラットフォーム側の取引手数料は徴収しない一方、利用する決済事業者の手数料は別にかかります。
販売する商品が少なく、自分のオンラインストアを小さく始めたいなら、まずBig Cartelを確認します。無料の範囲で扱える商品数が自分の計画に収まるか、商品が増えたときに必要となるプランと機能まで見ておきましょう。
デジタル商品や定期販売、プリントオンデマンドを組み合わせたい場合や、既存サイトを販売場所として活用したい場合は、Sellfyを先に確認します。アップセルやメールマーケティングが必要なら、その機能を含むプランまで含めて費用を見積もってください。
どちらを選ぶにしても、月額から比べ始めるのではなく、「売るもの」「掲載する商品数」「販売する場所」を決めてから料金を見る。この順番が適しています。
Q.無料で販売を始められる?
A.Big CartelのGoldプランは月額無料で、最大5件の物理商品を掲載できます。Sellfyは14日間の無料トライアルでストアと商品を設定できますが、販売を始めるには有料プランへの切り替えが必要です。
Q.デジタル商品を売るならどちら?
A.Sellfyはデジタル商品、定期販売、プリントオンデマンド、物理商品をまとめて扱いたい場合に比較しやすいサービスです。Big Cartelでデジタル販売を検討するなら、必要な機能が対象プランに含まれるかを確認してください。
Q.取引手数料が0%なら、販売時の手数料はかからない?
A.いいえ。両サービスともプラットフォーム側の取引手数料は徴収しませんが、利用する決済事業者の処理手数料は別にかかります。本体料金と分けて確認してください。
確認日: 2026-07-11 以降(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)
Big-cartel
Sellfy