KajabiとPodiaは、どちらもオンライン講座を作り、Webサイト上で販売・配信できるサービスです。ただし、講座以外の販売活動まで一つの環境にまとめたいのか、複数のデジタル商品を並べて売る形を中心にしたいのかで、選び方が変わります。
講座販売に加えて、集客ページやメール、販売までの経路の設計まで一つの環境で進めたいならKajabiが候補です。コースやデジタル商品、コミュニティを販売するための機能をまとめて使いたいならPodiaを検討しやすいでしょう。
Kajabi
こんな人に
集客から販売、顧客管理まで一体で組み立てたい
Podia
こんな人に
コースを含む複数のデジタル商品を扱いたい
どちらも、オンライン講座の作成、商品を販売するための決済画面、Webサイト、コミュニティ、メール配信をサービス側が提供します。WordPress用のサーバーを自分で保守することを前提にせず、講座販売の土台をまとめて用意できる点は共通しています。
違いは、周辺機能の組み合わせ方です。Kajabiはコースやコーチング、会員制商品などの配信に加えて、ランディングページ、販売経路、アフィリエイト、自動化、顧客管理を同じ環境で扱います。Podiaはオンラインコース、ダウンロード商品、コーチング、イベント、コミュニティを、Webサイトやメール、決済画面と組み合わせて販売する構成です。
| 比較項目 | Kajabi | Podia |
|---|---|---|
| 主な商品 | コース、コーチング、デジタル商品、会員制商品、コミュニティ | コース、ダウンロード商品、コーチング、イベント、コミュニティ |
| 講座の構成 | レッスンと学習コンテンツを構成し、クイズなどを利用可能 | セクションとレッスンに分け、文章、動画、音声、ファイル、リンクなどを追加可能 |
| 販売を支える機能 | ランディングページ、販売経路、アフィリエイト、自動化、メール | Webサイト、ブログ、ランディングページ、メール。Shaker以上ではアフィリエイトと追加販売を案内 |
| コミュニティ | 各プランにコミュニティとアクセスグループを含み、プランにより数が異なる | スペース、投稿、コメント、プランで無料・有料の参加範囲を設定 |
| サイト | Webサイト、ランディングページ、独自ドメインに対応 | Webサイト、ブログ、ランディングページ、独自ドメインを全プランで案内 |
Kajabiでは、コースやコーチング、会員制サービスなどを「商品」として作り、顧客に提供します。コースはレッスン単位で学習コンテンツを組み立てられ、クイズなどの学習機能も使えます。商品へのアクセス権、コミュニティへのアクセス権、顧客情報を同じ環境で扱えるため、講座と会員向けの場を一緒に運営したい場合に流れをまとめやすい構成です。
Podiaのコースは、セクションとレッスンで内容を整理します。レッスンには文章、動画、音声、ファイル、リンク、埋め込みコンテンツなどを追加できます。購入した商品や参加プランに応じて、商品とコミュニティ内のスペースへのアクセス権を渡せます。コース受講者とコミュニティ参加者について、メールアドレス、商品へのアクセス、継続契約を管理する仕組みもあります。
講座だけでなくコーチングや会員制商品を、販売活動全体と結び付けたいならKajabi。講座とダウンロード商品、イベントなどを並べて販売したいならPodia、という見方ができます。
Kajabiでは、商品ページを用意するだけでなく、ランディングページ、メール、販売までの経路、決済画面、アフィリエイト、自動化を同じ環境で扱えます。たとえば、無料コンテンツの案内からメールを通じて講座販売につなげる流れを、一つのサービスの中で組み立てたい場合に検討しやすい構成です。プランごとに連絡先数などの上限が違うため、登録者が増える見込みなら料金と一緒に確認する必要があります。
PodiaにもWebサイト、ブログ、ランディングページ、メール、決済画面があります。Shaker以上ではアフィリエイトと追加販売の機能が案内されています。コースだけでなく、ダウンロード商品やコーチング、イベントを同じサイトで販売し、コミュニティも組み合わせたい場合の候補になります。メール配信はプランに含まれる購読者数が異なり、上限を超える場合は追加の料金段階が必要です。
機能の数だけで決めるより、「講座を届けるところまで」と「見込み客を集めて販売するところまで」のどこまでを同じサービスに任せるかを先に決めると、比べやすくなります。
料金は月額相当額だけでは判断できません。プラン料金に加えて、商品数や顧客数などの上限、決済処理費用、サービス側の取引手数料を分けて見ます。
| 項目 | Kajabi | Podia |
|---|---|---|
| 課金単位 | プラン料金、商品・contact・site上限、Kajabi Paymentsまたは第三者決済費用 | プラン料金、商品・動画・space・email subscriber上限、Moverの取引手数料 |
| 無料の入口 | 該当する共通料金段階なし | 該当する共通料金段階なし |
| 最安有料 | Starter: 月払い89ドル/月、年払い71ドル/月相当 | Mover: 42ドル/月相当、年額504ドル |
| チーム向け | Growth: 月払い249ドル/月、年払い199ドル/月相当 | Shaker: 84ドル/月相当、年額1,008ドル |
| 大規模 | Pro: 月払い499ドル/月、年払い399ドル/月相当 | Earthquaker: 150ドル/月相当、年額1,800ドル |
注意
2026年7月20日に確認したGLOBAL向けの参照料金です。税、為替、決済処理手数料、期間限定割引は別に確認してください。日本向けの専用料金は確認できていません。
Kajabiでは、Kajabi Paymentsのカード処理費用と、別の決済事業者を使う場合の費用が、プラン料金とは別の条件になります。商品数、連絡先数、Webサイト数、コミュニティ数、管理者数などの上限もプラン選びに関わります。
Podiaでは、StripeまたはPayPalの決済処理費用が別にかかり、地域によって変わります。また、Moverには5%の取引手数料があり、ShakerではPodia側の取引手数料なしと案内されています。販売額が増えるほど、月額相当額だけでなく、取引手数料を含めた費用で比べることが重要になります。
Kajabiは、講座やコーチングを配信する機能に加えて、Webサイト、ランディングページ、メール、販売の経路、決済画面、自動化、顧客管理をまとめています。複数のサービスをつなぐ前に、集客から販売後の顧客管理までを一つの環境で組み立てたい場合に向いています。
一方で、料金だけでなく、商品数や連絡先数、サイト数などの上限も確認が必要です。扱う商品や登録者が増える予定があるなら、入口のプランだけでなく、規模が大きくなったときに必要なプランまで見ておくと判断しやすくなります。
Podiaは、オンラインコースに加えて、ダウンロード商品、コーチング、イベント、コミュニティを扱えます。Webサイト、ブログ、メール、決済画面も同じサービス内にあるため、複数の種類の商品を一つの販売サイトにまとめたい場合の候補になります。
選ぶプランによって、商品数、動画数、コミュニティ内のスペース数、メール購読者数などの上限が変わります。アフィリエイトや追加販売を使う予定があるなら、Shaker以上も含めて費用を比べる必要があります。
Q.KajabiとPodiaは、どちらも自分でサーバーを用意する必要がある?
A.どちらもWebサイトと商品配信をサービス側が提供します。WordPress用のサーバーを自分で保守することを前提としたサービスではありません。
Q.月額料金だけならPodiaを選べばいい?
A.月額相当額だけでは決められません。PodiaのMoverには5%の取引手数料があり、決済処理費用も別です。Kajabiも、決済方法による費用と、商品数や連絡先数などのプラン上限を確認する必要があります。予定する販売額と運用規模を当てはめて比べてください。
Q.コミュニティを有料講座と組み合わせられる?
A.どちらにも、商品とコミュニティへのアクセスを組み合わせる仕組みがあります。Kajabiはコミュニティとアクセスグループを各プランに含み、Podiaはプランによって無料・有料の参加範囲を分けられます。必要なコミュニティ数やスペース数も、プラン選びの条件に入れましょう。
Kajabiは、講座販売に加えて、集客ページ、メール、販売の経路、自動化、顧客管理まで同じ環境で組み立てたい場合に検討しやすいサービスです。Podiaは、コースやダウンロード商品、コーチング、イベント、コミュニティを一つのサイトで販売したい場合の候補になります。
どちらを選ぶ場合も、最初に扱う商品だけでなく、これから増やす予定の商品数や登録者数、決済・取引にかかる費用まで含めて比べることが大切です。
確認日: 2026-07-20(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)
Kajabi
Podia