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BigCommerceとは?できることや料金、注意点を解説

読む目安 約4分 更新日 2026-07-11 BigCommerce

BigCommerceは、オンラインストアを作り、商品・在庫・注文・配送を管理するためのクラウド型ECプラットフォームです。サイトを動かすためのホスティング(サーバー環境)が含まれているので、稼働環境を自分で別に用意する必要はありません。

検討するうえでの特徴は、自社のオンラインストアだけで話が完結しない点にあります。実店舗のレジ業務を担うPOS(販売時点情報管理)や、Amazonのようなマーケットプレイスを含めた販売チャネルまで判断軸にできます。複数ブランドや地域別のストアを管理したい場合、外部サービスと連携したい場合にも候補になります。

BigCommerceでできること

ECの日常運用をまとめる

商品、在庫、注文、配送に関する機能が用意されています。商品を登録して販売するところから、注文後の在庫の動きや配送までを、ひと続きの運用として扱えます。

ただし、必要な運用は店舗ごとに違います。いま使っている配送方法や在庫管理の流れがどこまで対応できるかは、導入前に照らし合わせておきましょう。

販売先をオンラインストアだけに限定しない

BigCommerceを比較するときは、オンラインストアに加えてPOSやマーケットプレイスといった販売チャネルをどう扱うかが重要になります。今はオンラインストア1つだけでも、将来的に実店舗や外部の販売先を増やす予定があるなら、その経路まで含めて確認すると判断しやすくなります。

ストアの見せ方を選ぶ

ストアの表示部分は、用意されたテーマを使う方式と、表示部分を切り離して独自に構築する「ヘッドレス」方式のどちらも選べます。定型的なデザインから始めるのか、表示を独自に作り込むのかで、必要な制作体制は変わります。

独自実装を前提にするなら、見た目の自由度だけでなく、構築後に誰が保守するのかまで含めて方式を選んでください。

複数ストアを1つの環境で管理する

Multi-Storefrontは、複数のブランド、地域、顧客層に向けたストアを、1つの管理環境で運用するための機能です。ブランドごとにストアを分けたい場合や、地域別に異なるストアを運用したい場合の検討材料になります。

外部サービスや独自機能で拡張する

標準機能だけで目的を満たせないときは、アプリやAPIを使った拡張も比較対象になります。APIとは、システム同士が情報をやり取りするための仕組みのことです。すでに使っている外部サービスを組み合わせたい場合は、対応するアプリがあるか、あるいはどこまで開発が必要かを確認します。

BigCommerceの料金の見方

費用は、基本プランの月額だけで判断しないことが大切です。年間または月間のGMV(流通取引総額、ストアで取引された金額の合計)によるプランの基準と、取引や決済に関わる費用も分けて見ていきます。

2026年7月21日に確認された米国向け公式表示の参考値は次のとおりです。

プラン課金単位月額
Core月額$39
Growth月額$105
Scale月額$399
Performance月額〈年契約〉$1,499から
Core月額〈年払い〉$29
Growth月額〈年払い〉$79
Scale月額〈年払い〉$299

プラットフォーム側の取引手数料は、決済事業者が課す処理手数料とは別の費用です。米国向け公式表示における、Open Payment Providerを通じた対象注文のGMVに対する手数料は次のとおりです。

費用項目内容
プラットフォーム取引手数料Core 2% / Growth 1% / Scale 0.6% / Performance 0%

注意

料金表の金額は米国向け公式表示を参考にしています。料金と条件は対象市場、通貨、支払い周期、契約条件で変わります。異なる市場の金額を直接の安さ比較に使わず、公開直前に公式ページで再確認してください。

見積もりを作るときは、予想する流通取引総額と支払い周期をまず決め、そのうえで対象プランの月額、プラットフォーム取引手数料、決済事業者の費用を別々に確認すると全体像を整理できます。

導入前に確認したい注意点

プランの基準を売上規模と照らし合わせる

料金を比較するときは、現在の流通取引総額だけでなく、今後の増加も見込んでプランの基準を確認します。月額の差だけを見比べると、実際に必要なプランや取引手数料を含めた費用の違いが見えにくくなります。

移行できるデータと方法を確認する

既存のECカートから乗り換える場合は、公式に用意された移行方法と、移せるデータの範囲を先に確認します。商品、顧客、注文など、いま保持している情報を一覧にして、データごとに移行できるかどうかを確かめると抜け漏れを防げます。

標準機能と拡張の境界を確かめる

必要な機能がアプリで追加できるのか、それともAPIを使った独自開発が必要なのかで、費用と運用体制は変わります。導入前に必要な機能を書き出し、標準機能・アプリ・独自開発のどれで対応する想定かを整理しておきましょう。

BigCommerceが候補になるケース

次のような条件を重視する場合に、候補になりやすい製品です。

反対に、販売チャネルが限られていて、複数ストアや独自開発も予定していないなら、これらの特徴が自分に本当に必要かを一度確認するとよいでしょう。候補を比べるときは、機能数の多さよりも、自社の販売経路、運用体制、費用構造に合うかどうかで判断します。

確認しておきたいこと

オンラインストア以外に、実店舗や外部マーケットプレイスでも販売する予定があるか
予想する流通取引総額、支払い周期、取引・決済関連の費用まで含めた見積もりが予算に合うか
必要な表示方式、外部連携、移行したいデータに対応できる体制があるか

よくある質問

Q.BigCommerceを使うのにサーバーの用意は必要?

A.必要ありません。BigCommerceはホスティングを含むクラウド型ECプラットフォームなので、EC基盤のサーバーを別に用意する方式ではありません。

Q.複数のブランド用ストアを管理できる?

A.Multi-Storefrontという、複数ブランド、地域、顧客層向けのストアを1つの管理環境で運用するための機能があります。自社のストア構成に合うかどうかは導入前に確認しましょう。

Q.料金は月額プランだけ見ればいい?

A.月額に加えて、流通取引総額によるプランの基準、プラットフォーム取引手数料、決済事業者の費用を分けて確認する必要があります。

まとめ

BigCommerceは、ホスティング込みでストアを運用でき、商品・在庫・注文・配送の管理をまとめて扱えるクラウド型ECプラットフォームです。販売チャネル、複数ストア、表示方式、拡張方法が選択の判断軸になります。

検討するときは、月額価格だけでなく、流通取引総額によるプランの基準と取引・決済の費用をあわせて確認してください。そのうえで、自社の販売経路、移行したいデータ、構築後の運用体制と合うかを確かめると判断しやすくなります。

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出典

確認日: 2026-07-11(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

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