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TeachableとThinkificとLearnWorldsの違いを比較|目的別に選ぶ

読む目安 約5分 更新日 2026-07-20 Teachable Thinkific LearnWorlds

Teachable、Thinkific、LearnWorldsは、いずれも講座サイトの用意から教材配信、受講者管理、販売までをまとめて扱えるクラウド型のサービスです。自分でサーバーを保守する方式ではない点は共通しています。違いが出るのは、販売機能を中心に考えるか、コミュニティを含む継続型の学びを作るか、それとも教材の見せ方や学習体験を作り込むか、という方向性です。

結論を先に

3製品ともオンライン講座を販売できます。違いが出やすいのは、講座以外の商品を含む販売運営、コミュニティとの組み合わせ、そして教材の表現力です。

Teachable

こんな人に

コースに加えてコーチングやデジタル商品もまとめて販売したい

Thinkific

こんな人に

コースとコミュニティを組み合わせ、会員制の提供も考えたい

LearnWorlds

こんな人に

動画やライブ授業などを組み合わせ、学習体験を細かく設計したい

3製品の違いを一覧で比較

比較項目TeachableThinkificLearnWorlds
基本的な位置づけコース、コーチング、デジタルダウンロードなどの作成・販売コースやコミュニティの作成・販売オンラインスクールと学習プログラムの作成・販売
教材・学習機能レッスン、教材、動画配信、修了証など動画、テキスト、音声、ダウンロード、クイズ、課題、修了証など動画、インタラクティブ動画、ライブ会議、ウェビナー、評価、修了証など
継続型サービス商品価格に定期課金を設定可能コースとコミュニティをまとめた会員制サービスを作成可能定期課金や段階式の定期課金をプラン条件付きで設定可能
コミュニティ既存のTeachable Communityは継続中だが、新規コミュニティ向けには推奨されていない単独商品またはコースと組み合わせて提供可能スクール内でコース連動型コミュニティや交流スペースを提供可能
サイトとブランド独自ドメインに対応。ブランド表示の削除はGrowth以上自分のWebサイトとブランドで提供可能ページ作成、独自ドメイン、プランに応じたブランド表示の調整に対応
モバイルアプリセルフサービスプランで受講者用アプリを案内独自ブランドアプリは追加オプション。一部Plus契約では含まれるPro Trainer以上で独自ブランドアプリを追加購入可能

「講座を配信できるか」だけを見ると、差は小さく見えます。実際には、何を商品にするのか、受講者同士の交流をどこまで重視するのか、動画やライブ授業をどのように見せたいのか。これを先に決めると候補を絞りやすくなります。

Teachableは販売する商品の幅を持たせやすい

Teachableでは、オンラインコースだけでなく、コーチング、デジタルダウンロード、複数商品をまとめたセットも扱えます。録画講座を中心にしながら、個別サポートやPDF教材を別の商品として販売したい場合に検討しやすい構成です。

価格の設定方法も、無料、一括払い、分割払い、定期課金に対応しています。クーポン、追加提案、購入途中で離れた人への案内、紹介者向けの仕組みなども用意されているため、教材制作だけでなく販売の流れまで一つのサービスで運営したい場合に合います。

一方、コミュニティを新しく中心機能として立ち上げたい場合は注意が必要です。既存利用者向けのTeachable Communityは継続していますが、保守中心の状態で、新規コミュニティには推奨されていません。交流を軸にした会員制サービスを考えているなら、ThinkificやLearnWorldsの仕組みも比較した方がよいでしょう。

Thinkificはコースとコミュニティを組み合わせやすい

Thinkificでは、動画やテキスト、音声、ダウンロード教材を組み合わせてコースを作れます。クイズ、課題、修了証、内容を順番に公開する配信にも対応しており、一般的なオンライン講座を組み立てるための機能がまとまっています。

特徴が分かりやすいのは、コミュニティとの組み合わせです。コミュニティだけを商品にすることも、コースとまとめて会員制サービスとして定期課金で提供することもできます。月ごとの教材配信に参加者同士の交流場所を加えたい場合や、講座修了後も継続して学べる場を作りたい場合に候補になります。

受講者や見込み客への連絡には、テンプレートと自動メールを使う仕組みがあります。なお、独自ブランドのモバイルアプリは通常のプラン料金とは別に考える必要があるため、アプリを前提にするなら総額を確認しましょう。

LearnWorldsは教材の見せ方と学習体験を作り込みやすい

LearnWorldsは、オンラインスクールのサイト、講座画面、販売画面、受講者管理をまとめて提供します。教材には動画だけでなく、操作に反応する動画、ライブ会議、ウェビナー、評価、修了証などを組み合わせられます。

録画を視聴するだけの講座ではなく、動画内の問いかけ、ライブ授業、理解度の確認を組み合わせたい。そんな場合に比較しやすい製品です。講座ごとに公開前、近日公開、受付終了、無料、非公開などの状態を設定できるため、複数の講座を段階的に運営する用途にも対応できます。

コミュニティはスクールの中に置けます。講座と連動した交流場所、用途別のスペース、プロフィール、メッセージ、ライブ学習を一体として扱いたい場合に向いています。ただし、定期課金や分割払いは、利用プランや接続する決済手段の条件も確認する必要があります。

料金は月額だけでなく販売時の費用まで見る

3製品の掲載料金は、いずれもGLOBAL向けの参照料金です。2026年7月20日時点の料金を同じ段階で並べると、次のようになります。

項目TeachableThinkificLearnWorlds
課金単位学校プラン料金、商品数上限、取引・決済・任意BackOffice費用サイト単位の月払いまたは年払いプランと、決済関連費用スクールプラン料金、Starterのenrollment fee、アプリなどのadd-on費用
無料の入口該当する共通料金段階なし該当する共通料金段階なし該当する共通料金段階なし
最安有料Starter: 月払い39ドル/月、年払い29ドル/月相当Basic: 月払い54ドル/月、年払い40ドル/月相当Starter: 月払い29ドル/月、年払い24ドル/月相当
チーム向けGrowth: 月払い189ドル/月、年払い139ドル/月相当Grow: 月払い219ドル/月、年払い164ドル/月相当Learning Center: 月払い299ドル/月、年払い249ドル/月相当
大規模Custom: 個別見積もりPlus: 個別見積もりHigh Volume & Corporate: 個別見積もり

注意

金額はGLOBAL参照料金です。税、為替、決済処理費用、期間限定割引は別に確認してください。Teachableはプランによる取引手数料や任意のBackOffice費用、Thinkificは国・支払方法・プランによって変わる決済関連費用、LearnWorldsはStarterの受講登録ごとの費用やアプリなどの追加料金も確認が必要です。

入口の月額だけならLearnWorlds Starterが低く見えますが、受講登録ごとの費用があります。Teachable Starterにも7.5%の取引手数料があり、上位プランでは商品数の上限も変わります。Thinkificは決済処理費用に加えて、利用する国や支払方法、プランによって第三者決済サービスの費用が関係します。

つまり、月額料金だけで順番を決めるのではなく、「予定する販売件数」「必要な商品数」「利用する決済方法」「モバイルアプリなどの追加機能」を含めた費用で比べる必要があるということです。

目的に合わせた選び方

講座以外の商品も一緒に売るならTeachable

コースに加えて、コーチングやダウンロード商品も販売したいならTeachableが候補です。販売促進の機能も含めて、一つのサービス内で商品構成を広げたい場合に検討できます。ただし、低価格プランでは取引手数料と商品数上限を確認しましょう。

会員制コミュニティを育てるならThinkific

コースとコミュニティをセットにして定期課金で提供したいならThinkificが候補です。教材を提供するだけでなく、参加者が継続して集まる場を商品に含めたい場合に違いが出ます。独自ブランドアプリが必要なら、追加費用も予算に入れてください。

動画やライブ授業を工夫するならLearnWorlds

動画内での働きかけやライブ授業、評価、修了証を組み合わせ、学習の進め方を細かく設計したいならLearnWorldsが候補です。スクール内のコミュニティも含めて、受講体験全体を作りたい用途と相性があります。Starterは月額以外に受講登録ごとの費用があるため、販売規模に応じた試算が必要です。

契約前に確認しておきたいこと

コース以外に、個別指導、ダウンロード商品、コミュニティのどれを販売したいか
月額料金に加え、想定販売件数での取引・決済費用や追加料金を負担できるか
受講者に必要なのは録画教材中心か、交流の場か、ライブ授業や理解度確認を含む体験か

よくある質問

Q.3製品とも自分でサーバーを管理する必要がある?

A.いずれも講座サイトや教材配信の基盤をサービス側が提供するクラウド型です。WordPress型のように、利用者が講座用サーバーの更新を基本作業として行う方式ではありません。

Q.定期課金の講座や会員制サービスは作れる?

A.3製品とも定期課金に対応します。ただし、Thinkificはコースとコミュニティをまとめた会員制サービス、LearnWorldsは段階式の定期課金を含むプラン条件、Teachableは商品ごとの価格設定というように、仕組みと条件が異なります。使いたい決済手段も含めて確認してください。

Q.料金が最も低い製品を選べばよい?

A.月額だけでは判断できません。取引手数料、決済処理費用、受講登録ごとの費用、商品数上限、追加アプリなどが総額に関わります。予定する商品数と販売件数を当てはめて比較するのが現実的です。

まとめ

販売する商品の幅を重視するならTeachable、コースとコミュニティを組み合わせるならThinkific、教材の見せ方や学習体験を作り込むならLearnWorldsが比較の起点になります。

最初に必要な機能を数えるよりも、何を販売し、受講者にどのような学び方を提供したいかを決める方が選びやすくなります。そのうえで、月額料金、販売時の費用、商品や受講者に関する上限、追加機能の料金を同じ条件で試算してください。

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出典

確認日: 2026-07-20(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Teachable

Thinkific

LearnWorlds