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TeachableとThinkificの違いを比較|目的別に選ぶ

読む目安 約6分 更新日 2026-07-20 Teachable Thinkific

TeachableとThinkificは、どちらも講座サイトの公開、教材の配信、受講者の管理、コースの販売をまとめて行えるクラウド型のサービスです。自分でサーバーを保守せずに始められる点は共通していますが、商品として扱える内容や販売方法、コミュニティ、モバイルアプリ、料金の考え方には違いがあります。

選ぶときは、月額料金を並べて比べる前に、「何を売りたいか」「受講者とどのような関係を続けたいか」「決済や追加費用をどこまで含めて考えるか」を先に決めておくと整理しやすくなります。

結論を先に

コース以外のデジタル商品も含め、販売の仕組みを組み立てたいならTeachableが候補です。コースとコミュニティを組み合わせ、継続的な学習の場を作りたいならThinkificを検討しやすいでしょう。

Teachable

こんな人に

コース、コーチング、デジタルダウンロードなどを販売したい

Thinkific

こんな人に

コースとコミュニティをまとめて提供したい

どちらも複数の料金プランがあり、決済関連費用や一部の追加サービスは基本料金と分けて確認する必要があります。必要な商品数やコミュニティ数、ブランド表示、モバイルでの提供方法まで含めて選びましょう。

TeachableとThinkificの主な違い

比較する点TeachableThinkific
主な商品オンラインコース、コーチング、デジタルダウンロード、バンドルコース、コミュニティ、両者をまとめた会員制商品
講座の提供レッスンや教材、修了証、受講者アカウントを提供動画、テキスト、音声、ダウンロード、クイズ、課題、修了証などを組み合わせる
販売方法無料、一括払い、分割払い、定期課金を設定できるコースやコミュニティを会員制商品にまとめ、定期課金で販売できる
コミュニティ既存利用者向け機能は継続しているが、新規コミュニティには推奨されていないコミュニティを単独商品またはコースと組み合わせて提供できる
モバイルでの受講セルフサービスプランで受講者向けiOS・Androidアプリを案内独自ブランドのモバイルアプリは有償オプション。一部のPlus契約では含まれる
ブランド独自ドメインに対応。Teachableのブランド表示削除はGrowth以上自分のWebサイトとブランドでコースやコミュニティを提供できる

大きな分かれ目は、Teachableがコース周辺の販売商品を広げやすいのに対し、Thinkificはコースとコミュニティを一体で運営しやすいことです。以下で、実際の使い方に沿って違いを見ていきます。

販売する商品の種類で選ぶ

Teachableでは、オンラインコースだけでなく、コーチング、デジタルダウンロード、複数商品を組み合わせたバンドルを作成・販売できます。商品価格は無料、一括払い、最長36か月の分割払い、定期課金から設定できます。動画講座を一括販売しながら、別の商品として個別コーチングを用意したい。そんな場合に候補になります。

Thinkificは、コースとコミュニティを組み合わせた継続型の提供に向いています。コミュニティは単独の商品にもでき、コースとまとめた会員制商品として定期課金で販売することも可能です。録画講座を提供した後も、参加者同士が交流する場を継続して運営したい場合に検討しやすい構成です。

コース販売が中心でも、将来どのような商品へ広げたいかによって選択は変わります。コーチングやダウンロード商品まで同じ場所で扱いたいならTeachable、コミュニティを商品や会員制度の中心に置くならThinkificが分かりやすい選択です。

講座の作り方と受講体験を比べる

Teachableは、レッスンと教材を受講者へ届けるための講座サイト、受講者アカウント、動画配信をサービス側で提供します。コース修了証もセルフサービスプランで案内されています。学生向けのiOS・Androidアプリも用意されているため、利用者が独自のアプリを構築しなくても、受講者はモバイル環境から学習できます。

Thinkificでは、動画、テキスト、音声、ダウンロードなどを組み合わせてレッスンを構成できます。学習内容を順番に公開するドリップ配信のほか、クイズ、課題、修了証も選択肢に含まれます。教材形式や学習確認を組み合わせて、段階的なコースを作りたい場合に確認しやすいでしょう。

モバイルアプリの位置づけは異なります。Teachableは受講者向けアプリをセルフサービスプランで案内しています。一方、ThinkificのBranded Mobile Appは、自社の名称やブランドで提供するiOS・Android向けアプリで、月額の追加費用がかかります。一部のPlus契約では含まれます。単にスマートフォンで受講できればよいのか、それとも独自ブランドのアプリが必要なのか。ここを分けて考えることが大切です。

販売支援と決済の違い

Teachableは、追加提案、購入途中で離れた人への案内、クーポン、注文時の追加提案、紹介販売といった販売機能を料金比較項目として案内しています。講座を作るだけでなく、購入までの流れや追加販売も同じサービス内で整えたい場合に検討できます。

Thinkificは、自動メールを使って受講者や見込み客へ連絡する機能を用意しています。決済にはThinkific Payments、Stripe、PayPalを接続でき、売上の受け取りも利用する決済手段を通じて行います。決済処理費用や外部決済サービス利用時の費用、売上の受取時期は、国、支払い方法、契約プランなどによって変わります。

Teachableでも、学校プランの料金とは別に、カードやPayPalの決済処理、チャージバック、任意のBackOfficeなどの費用があります。さらにStarterでは7.5%の取引手数料が示され、Builderではプラットフォーム取引手数料が0%と案内されています。月額料金だけで決めず、想定売上や使う決済手段に当てはめて総額を確かめる必要があります。

料金を比べる

両サービスとも月払いと年払いで金額が異なります。ここでは入口となる有料プラン、チーム向けの段階、大規模向けの契約を同じ位置で比較します。

項目TeachableThinkific
課金単位学校プラン料金、商品数上限、取引・決済・任意BackOffice費用サイト単位の月払いまたは年払いプランと、決済関連費用
無料の入口該当する共通料金段階なし該当する共通料金段階なし
最安有料Starter: 月払い39ドル/月、年払い29ドル/月相当Basic: 月払い54ドル/月、年払い40ドル/月相当
チーム向けGrowth: 月払い189ドル/月、年払い139ドル/月相当Grow: 月払い219ドル/月、年払い164ドル/月相当
大規模Custom: 個別見積もりPlus: 個別見積もり

注意

料金は2026年7月20日に確認したGLOBAL向けの参照価格です。税、為替、決済手数料、期間限定割引は別に確認してください。日本向け料金は確認できていません。

最安有料プランの月額だけを見るとTeachableのStarterが低いものの、Starterには商品数の上限と取引手数料があります。ThinkificのBasicはサイト単位の料金で、現行料金表では公開コースと受講中の学生数がUnlimitedと示されています。一方で、コミュニティ数や管理機能はプランによって異なります。

中規模以上でも、表の月額だけでは十分に比較できません。Teachableは商品数、取引・決済費用、任意のBackOffice費用を確認します。Thinkificはコミュニティ数や管理機能に加え、決済関連費用、必要なら独自ブランドのモバイルアプリ代も含めます。売上規模と運営方法を当てはめてから、年間の支払い額と販売時に発生する費用を分けて計算しましょう。

ブランドと事業規模で選ぶ

Teachableは独自ドメインに対応し、Growth以上ではTeachableのブランド表示を削除できます。公開料金ではStarterが5商品、Builderが10商品、Growthが50商品と案内されています。商品数が増える予定なら、必要な上限とプラン料金を一緒に確認する必要があります。

Thinkificも自分のWebサイトとブランドでコースやコミュニティを提供できます。Basic、Start、Growでは公開コースと受講中の学生数がUnlimitedと示されていますが、コミュニティ数や管理機能は同じではありません。コース数だけでなく、コミュニティ運営や管理担当者に必要な機能を見てプランを選びます。

大規模な運用では、TeachableのCustomとThinkificのPlusはいずれも個別見積もりです。TeachableはCustomで実装・移行支援を案内しています。ThinkificのPlusはCRM連携やAPI接続などの企業向け機能を含み、既存データを移すための公式ワークブックも提供しています。これらの専門機能が必要なら、通常プランの月額比較とは分けて要件を確認するとよいでしょう。

確認しておきたいこと

コースに加えて、コーチングやダウンロード商品を売るのか、それともコミュニティを運営するのか
想定する商品数や受講者数で、必要なプランと決済関連費用を無理なく負担できるか
一般的な受講者向けアプリで足りるのか、自社ブランドのモバイルアプリが必要なのか

目的別の選び方

Teachableは、コース販売を起点に、コーチングやデジタルダウンロードなどへ商品を広げたい場合に向いています。分割払いや定期課金を含む価格設定、購入時の追加提案やクーポンなど、販売の組み立てを重視する場合にも候補になります。ただし、コミュニティを新しく中心機能として使いたい場合は、現行の案内を踏まえると慎重に検討すべきです。

Thinkificは、コースとコミュニティを一緒に育てたい場合に向いています。教材形式、クイズや課題、段階的な公開を組み合わせ、会員制商品として継続提供したい場合に検討しやすいでしょう。独自ブランドのモバイルアプリが必要なら、追加費用またはPlus契約の条件も含めて判断します。

最終的には、商品構成を広げる方向ならTeachable、コースとコミュニティをつなぐ方向ならThinkificという整理が出発点になります。そのうえで、必要なプラン、決済費用、商品数やコミュニティ数の上限を、自分の運営計画に当てはめて選びましょう。

よくある質問

Q.どちらも自分でサーバーを用意する必要がある?

A.どちらも講座サイトや教材配信の基盤をサービス側で提供するクラウド型です。WordPress型のように、利用者が講座用サーバーの更新を基本作業として行う方式ではありません。

Q.コミュニティを重視するならどちら?

A.新しくコミュニティを商品として提供したいなら、単独販売とコースを含む会員制商品の両方に対応するThinkificが候補です。Teachable Communityは既存利用者向けに継続されていますが、新規コミュニティには推奨されていません。

Q.月額料金だけで安い方を選んでもよい?

A.月額以外の条件も確認してください。Teachableは商品数、取引手数料、決済処理や任意サービスの費用、Thinkificは決済関連費用、コミュニティ数、必要に応じて独自ブランドのモバイルアプリ代が判断に関わります。

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出典

確認日: 2026-07-20(記載の各公式ページで確認。価格などは変わることがあります)

Teachable

Thinkific